お客様と製造部との橋渡し
生産管理課の主な仕事は、お客様からいただく発注をもとに必要となる原料と資材を手配し、できあがった製品を出荷すること。原料や資材を保管するスペースには限りがありますし、使用期限もありますので、理想は「必要なものを必要なときに必要なぶんだけ」発注して都度つかいきること。しかし、急な発注もあるため、それを見越した手配が求められます。また、基本は受注生産となりますが、前週の実績やメディアへの露出等の影響でイレギュラーが発生することも。そういったことを加味して予測を立て、必要な原料・資材を発注しています。なかでも最も予測がむずかしいのが新商品。予想に反して大ヒットすることもあれば、逆に大量の在庫を抱えることもあるため、常に上長と相談しながら調整しています。
お客様の要望に応えつつ、
在庫も適正に保つ。
お客様が求める数、納期のとおりに製品を納めるだけでなく、自社の在庫を適正に保つことも生産管理部には求められます。以前は倉庫を借りて原料・資材を保管していたため、場合によっては必要数以上を発注し使用しなければ保管しておくということも可能でした。しかし、新工場への移転に伴い倉庫機能も工場内へ移管したことでスペースが縮小。物理的にも過剰な在庫を抱えることがむずかしくなったため、必要なものを必要なときに発注するということが、以前にも増して求められるようになりました。欠品を出さない。在庫を抱えない。その狭間でバランスをとるのはむずかしいですが、そのぶんうまくいったときの喜びは大きい。お客様からも営業からも感謝されます。